活動報告

第3回石川県総合模試の結果❶

2016/10/13

先日行われた、第3回石川県総合模試の平均点が公開されました。

 

特に目につくのは、回を重ねるごとに、数学の平均点が下がっていることです。

 

今回の数学の平均点は約37点で、前回の43点から6点も下がっています。

 

近年は毎年のように入試の数学は難しいので、このようなテストに慣れておくことは意味があります。

 

このように高得点を取ることが難しいテストの場合、どの問題から点数を取り、どの問題を捨てるのかを上手に見極めなければなりません。全ての問題に同じ力で向かう必要はないのです。

 

つまり、入試においては、出題された問題にさっと目を通し、解くための優先順位を素早く見定めることが非常に大切です。

 

また、どこの高校を受験するにしても、「基本的な問題は絶対に正解する」という強い意識を持って普段の勉強に取り組むことが、平均点以上を取るための絶対条件になるでしょう。

 

続く。

 

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【平均】  【標準偏差】
国語56.6       14.7

理科41.5       17.0

英語45.0       19.5

社会51.1       18.4

数学36.9       16.3

5科目230.8   75.6

書籍案内『不登校でも子は育つ〜母親たち10年の証明〜』

2016/10/12

今回は、「親子支援ネットワーク♪アンダンテ♪」の『不登校でも子は育つ〜母親たち10年の証明〜』をご紹介します。

 

まず知っておきたいことは、この本を書いた著者は、実際に不登校の子供を持つお母さんたちであり、不登校を分析をする人、つまり専門家が著者ではないということです。

 

そのため、お母さん目線で書かれていて、具体的で非常に分かりやすいです。

 

実際に、不登校の子供を持った方々の成功談や失敗談など、生の声もたくさん書かれています。

 

失敗を繰り返し、日々迷いながらも、なんとか克服してきたお母さんたちだからこそ、本の中に出てくる言葉の一つ一つが深く染み込んできます。

 

イライラした時、悩んでいる時に読んでみてはいかがでしょうか?

 

きっと、温かい言葉にホッとするでしょう。

 

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LINEは『急がば回れ』の精神で❷

2016/10/11

LINEの添削指導において大切なことは、生徒それぞれが無理なく継続できることです。

 

「継続=自信」になるからです。

 

得られた自信は、勉強だけに留まらず、形を変えて何かを始めるきっかけにもなり得ます。

 

例えば、家の中から外に出たくなったり、他者に会いたくなったりします。

 

これら一つ一つが積み重なるイメージで、近い将来、不登校やひきこもりからの、社会復帰につながります。

 

もし最初から無理し過ぎてしまったら、途中で継続できなくなる恐れがあります。

 

そうなると、再びやる気を失い、勉強から遠ざかってしまいます。

 

社会復帰までの過程を、じっくりと丁寧に考える「急がば回れ」の精神が、何より大切であると言えます。

 

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LINEは『急がば回れ』の精神で❶

2016/10/10

みんなの家庭教師では、LINEを通して毎日宿題を送信しています。送信される宿題の内容や量は、一人一人違います。

 

その内容や量に関しては、時間をかけて話し合い、生徒本人に決めてもらいます。「自分で決めた感覚」を持たせることが重要です。

 

他人ではなく、自分で決めたことは、長続きしやすいからです。

 

例えば、数学であれば、計算1問から始める方もいらっしゃいますし、4〜5問から始める方もいらっしゃいます。

 

親御さんの中には、「計算1問だけやっても何にもならない」と言われる方もいらっしゃいます。

 

しかし、不登校になって以来、勉強から遠ざかっていた生徒にとって、「ゼロからイチ」を目指すことは、本当に大変なことです。

 

もし、「ゼロからイチ」にすることさえできれば、イチを2、3と増やしていくことは十分に可能です。

 

続く。

 

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来週開催される「親の会」のご案内

2016/10/09

来週10月21日の金曜日午後2時から、金沢市泉野出町で「おーぷんはうす」のお茶会が開かれます。

 

27年間、多くの方々が立ち寄ったこの「おーぷんはうす」は、初めて参加される方も安心して話すことができる会です。

 

ていねいに聴いてもらえることで、きっとホッとできるはずです。

 

また、親御さんだけでなく、子供さんも参加することが多いです。子供目線での話を聴くこともできるので、大変興味深いです。

 

ぜひお気軽にご参加ください。

 

10月21日(金)
おーぷんはうす お茶会
場所:金沢市泉野出町(詳細な場所はお電話でお知らせします)
時間:午後2〜6時
会費:300円
電話:090-5175-5432

 

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また、同じ21日の金曜日に、小松市で「えいむ石川」の定例会が開かれます。

 

えいむ石川は、この10月でちょうど一周年になります。

 

この会の特徴として、男性の参加比率が他の会と比較して高いことです。悩んでいるお父さんにとっては参加しやすいのではないでしょうか?

 

また、開催時間は午後7〜10時なので、仕事帰りにぶらりと参加することも可能です。

 

もちろん、初参加の方も大歓迎ですので、お気軽にご参加ください。

 

Facebookからも、ご参加申し込み可能です。

 

10月21日(金)えいむ石川 〜学校が苦手な子供の親の会〜
場所:小松市こまつまちづくり交流センター
時間:午後7〜10時
会費:500円
電話:090-7740-0761
備考:可能であればお菓子を持参ください

 

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『メイクフレンズ・インタビュー』No.4 ❷

2016/10/08

ーーアニメはよく観るの?

 

ともき君  テレビと動画で観ます。

 

しょう君  僕はテレビで観ることが多いです。

 

ーーアニメの話を家でしますか?

 

ともき君  家では一人で観ているのでしません。ここで、よく話すけど。

 

しょう君  親はアニメに詳しくないからしません。お兄ちゃんとは会った時にします。

 

ーー最後の質問ですが、勉強についてどう思う?

 

ともき君  計算は少しやってるけど、漢字は好きではないです。

 

しょう君  計算の力はあったほうが、カードゲームにも役立つと思います。あと、カード一枚一枚に書いてある文章をしっかり理解すれば勝負に有利になるので、国語の力も必要だと思います。

 
ーーカードゲームに強くなるためにも、読む力と計算力は必要かもしれないね。二人ともありがとうございました!

 

 

ともき君、しょう君(ともに仮名)は、学校などの複数の生徒がいる場所を好まず、フリースクールにも見学に行ったそうですが、継続できなかったようです。

 

そこで、一対一で同年代と会話できる「メイクフレンズ」を利用しています。趣味が同じなので、初対面の時から割と楽しそうにしていました。

 

今回、二人に話を聞いた後で思ったことは、ともき君も、しょう君も両方とも、家では気持ちを共感してもらう機会が少ないということです。

 

その機会が「メイクフレンズ」で見つかり、ここでの二人は非常に生き生きしています。

 

二人の親御さんからすると、不登校であることが漠然とした不安として、今もなお残っているかもしれません。

 

それでも、彼らの日常生活の中にある、こうした生き生きとした時間の存在が、今後の彼らにきっと良い影響をもたらすと信じております。

 

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『メイクフレンズ・インタビュー』No.4 ❶

2016/10/07

今日は、小学6年生の男子二人、ともき君、しょう君に話を聞きました。ともき君は、小学5年生の途中から学校に行けなくなり、現在は週に一度、適応指導教室に通っています。しょう君は小学6年生の春から学校に行けず、ふだんはずっと家にいる状態です。二人とも、不登校になって以降は、友達の交流からは遠ざかっていました。二人の共通の趣味は、トレーディングカードゲームとアニメの話題です。

 


ーー二人は「メイクフレンズ」で出会ったわけですが、ここでの時間はどうですか?

 

ともき君  いつもカードゲームができるので楽しいです。

 

しょう君  僕も同じです。

 

ーー最初の頃は緊張しませんでしたか?

 

ともき君  同じカードゲームが好きって聞いていたから、あまり緊張しなかったかな。

 

しょう君  僕は緊張しました。でも、カードをやってるうちに、慣れてきました。

 

ーーカードゲームはどっちが強いの?

 

しょう君  勝つ時も負ける時もあるけど、どちらかと言えば、ともき君です。

 

ともき君  僕はけっこう強いカードを持ってるから。

 

ーー家でもカードゲームするの?

 

ともき君  しないです。一人っ子だし、家族は誰もカードゲームのルールを知らないから。

 

しょう君  お兄ちゃんが家にいる時は一緒にやっていたけど、今は大学生になって県外にいるから、家ではできません。

 

ーーカードゲームはどんなところが面白いですか?


ともき君  カードがかっこいいし、強いカードで相手を倒すと気持ちいいです。

 

しょう君  僕は、いろいろ考えながら、デッキ(約40枚のカードの束)を作るところです。奥が深いと思います。

 

続く。

 

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『親の会』の存在意義

2016/10/06

◎不登校の子供を持つ親御さんの気持ちを一番に理解してくれる人は、誰でしょうか?

 

それは、「不登校の子供を持った経験がある親御さん」です。

 

 

『子供が学校に行き渋り始めた時の焦りや不安』

 

『ワラをもすがる思いで相談したにもかかわらず、「私は忙しいんです」とカウンセラーから冷たく言われ、きちんと対応をしてもらえなかった時の怒り』

 

『自分なりにがんばっているのに「おまえなんか、死んでしまえ」と子供から言われた時の、何とも言えない悲しみ』

 

『元気そうな我が子が、毎日家でゴロゴロすることに感じるイライラ』

 

『学校に通う我が子の同級生と、我が子を比べてしまったときの罪悪感』

 

 
子供が不登校になると、これらのような感情がわいては消え、消えたと思ってもすぐに再びわいてきます。

 
そんな時には、「親の会」で、同じ経験をされた方に話を聴いてもらってください。

 

話を聴いてもらい、共感されると楽になり、癒されます。

 

しっかり気持ちを落ち着けて、エネルギーを蓄えられる場所が「親の会」です。

 

確かに、著名な方の講演会に参加して話を聞くことは勉強になります。あるいは、不登校関連の書籍を読むことも効果的です。また、素晴らしいカウンセラーに話を聴いてもらうことも良いでしょう。

 

それでも、不登校の子供を持つ親御さんの気持ちを一番に理解してくれる人は、不登校の子供を持った経験がある親御さんしかいません。

 

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流行りのゲームやアニメ・遊び『トレーディングカードゲーム』❷

2016/10/05

みんなの家庭教師では、初めてお会いする生徒さんが、トレーディングカードを好きな場合、一緒に遊ぶ時間を持ちます。

 

カードゲームを共有し共感することで、会話が多くなり、早く打ちとけることができるからです。

 

一般的に、子供さんがテレビ・スマホゲームをやり過ぎることに対して、非常に心配される親御さんは多いです。

 

だからと言って、テレビ・スマホゲームを突然ゼロ時間にするというのは、現実的ではありません。

 

それよりも、親子でカードゲームを楽しむ時間が増えれば、相対的にテレビ・スマホゲームをする時間は減るはずです。

 

急にやめさせようとして、子供の反発を招き、親子関係を悪化させるよりも、子供の別の趣味を共有し、親子で一緒に過ごす時間を作る方がはるかに合理的です。

 

トレーディングカードゲームは、テレビ・スマホゲームと比べて、対戦中に声を出す機会が圧倒的に多い遊びです。

 

実際に、親子で一緒に遊ぶようになった後、「カードゲームをする時以外にも会話しやすくなった」という声があがっています。

 

単に「テレビ・スマホゲームをするな」と頭ごなしに言うだけでは、ほとんど効果がないことは目に見えています。

 

一方で、トレーディングカードゲームを子供と一緒に楽しむことで、新たな道を切り拓けるのかもしれません。

 

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流行りのゲームやアニメ・遊び『トレーディングカードゲーム』❶

2016/10/04

「トレーディングカードゲーム」をご存知ですか?

 

トレーディングカードゲームとは、各プレイヤーがコレクションしたカードの中から、自由に、あるいはルールに基づいて組み合わせたカードの束(デッキと呼ぶ)を持ち寄り、2人以上で対戦を行うゲームです。

 

通常、何百種類という数のカードが存在し、それぞれのカードにはオリジナルモンスターやアニメーション原作などのキャラクターをはじめ、様々なイラストが描かれています。

 

また、その描かれたイラストに合わせて、カードごとに異なった能力値や効果が与えられ、数字や文章などで表記されています。

 

日本では、1990年代末期から2000年代初頭にかけて大人気になり、一気に浸透しました。10代の男子のほとんどが遊んだ経験があり、テレビゲームやスマホゲームと並ぶ人気の遊びとなっています。

 
カードゲームの魅力は何でしょうか?

 

第一に、コレクション性です。集めたいと思わせるような魅力的なデザインは、持っているだけで幸せな気分にさせてくれます。カードを使って対戦はしないけれど、収集することだけを楽しむ方もいるようです。

 

第二に、双方のコミュニケーションを円滑にしてくれます。今まで話しにくかった友達や、普段なかなか笑顔を見せない友達とも、カードゲームを通してコミュニケーションをとれます。もちろん、親子関係にも大変有効です。カードゲームという共通の趣味を持つことで、思春期の息子と多くの会話をしやすくなります。

 

最後に、どんな局面でどんなカードを、どのタイミングで使えば良いか考えることを頻繁に要求されるので、思考力や判断力の強化にもつながります。対戦相手の表情やしぐさを見ながら、わざと悔しそうな表情を作ったりすることも、駆け引きとしての面白さです。

 

続く。

 

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