活動報告

通学できなくなったら。。❷

2019/05/26

最初に、「親御さんの感情の部分」について。

 

ここでは、「不安や恐れ」と「怒り」の繋がりについて考えてみます。

 

例えば、運転中に他のドライバーに急な割り込みをされ、大変危険な目にあったとしましょう。

 

そんな時、クラクションを鳴らしたくなるぐらいに「怒り」の感情が出てきても不思議ではありません。

 

しかし、この「怒り」の感情は、急な割り込みで危険な目にあったために感じた「不安や恐れ」が生み出しているとも考えられます。

 

つまり、「不安や恐れ」が第一次の感情だとすると、「怒り」が第二次の感情になります。

 

したがって、「感情的にならないようにと思っても、子どもと話しているうちについ感情的になって話してしまう」のは、「怒り」に発展する「不安や恐れ」があるからだと考えられます。

 

まずは、その「不安や恐れ」が何であるかを明確にして理解したうえで、それらが解消されるか、幾分和らげば、「怒り」の質はずいぶん変わってくるのではないでしょうか。

 

一般的に、通学できなくなった場合に感じる不安や恐れは、「いつまで通学できない状態なのか」「勉強が遅れてしまう」「進学はできるのか」「就職はできるのか」「運動不足などで体調面はどうなるか」「将来が見えない」「兄弟に悪い影響を与えそう」「ゲームや動画の時間が増えてしまう」「ひきこもりになるのでは」「祖父母や親戚の目が気になる」「昼夜逆転しないか」など、いろいろあると思われます。

 

次に、これらの「不安や恐れ」にどのように対応すれば良いでしょうか?

 

続く。

 

 

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