活動報告

ドキュメント番組から思うこと❷

2018/07/19

この放送を見ながら頭に思い浮かんできたのは、学校に行けずに家でゲームや動画などを見ている子どもたちのことです。

 

彼らもまた、学校に行けない苦しみや、周囲の目が気になることから生まれるストレスを抱えながら、何とか毎日を生きています。

 

ゲームや動画に没頭することで、それらの苦しみやストレスから逃れようとしたり、無になったりしている彼らにとって、ゲームや動画は、いわば「命綱」のような存在です。

 

一方で、ゲーム依存を心配される親御さんは、少なからずいらっしゃいます。

 

親御さんがゲーム依存を心配される理由は、おそらく「現在だけでなく今後も、大人になってからもずっとゲーム三昧の生活が続いてしまい、それが将来の自立を妨げてしまうのではないか?」ということかもしれません。

 

しかし、ゲームや動画が命綱になっているとしたら、それは緊急避難的に必要な依存であり、元気になるために、そして近い将来の自立のために不可欠な依存だと言えます。

 

さらに言えば、ゲーム依存を心配するがあまり、現状をしんどいと感じている彼らから、ゲーム機や電子機器を取り上げてしまうことは、さらなる苦しみやストレスを与えてしまうことになり、結局それは将来の自立から遠ざかることになります。

 

まず大切なことは、しんどいと感じている彼らの目線に立ち、彼らの好きなことを条件付きではなく、思う存分させてあげることです。

 

それは、彼らの存在を肯定し、近い将来の自立へ向けて必要な安心感を与えることになるのです。

 

続く。

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