活動報告

ちょうどいい場所❷

2018/05/04

「ちょうどいい場所」へ定期的に通うことで、生活にリズムが生まれ、少しずつ体力がつくことも期待できます。

 

加えて、他者と会話することができなくても、挨拶ていどの触れ合いがあれば、少しずつ人にも慣れていくでしょう。

 

この春、ほとんどの学校で、進級や入学を機に学校への再登校を試みた生徒は一定数いるはずです。みんな家庭教師の生徒たちも、この4月から20数名程度、学校への再登校をチャレンジしています。

 

三週間経過した現在、一部の生徒たちは継続的に通学することが難しくなっています。理由として考えられるのが「体力不足」と「自信不足」です。

 

個人差はありますが、基本的に家で過ごし外へ出ることが少なければ、体力は落ちてきます。また、「朝早く起きて準備して、定時に家を出て、学校で時間を過ごして帰宅する」という流れから遠ざかっていると、新学期前から「果たして通学できるのだろうか?」と自信が持てず、どうしても生徒自身が不安になってしまいます。

 

「ちょうどいい場所」は、フリースクールや塾、社会復帰など、次の段階へ進もうとする彼らに「体力」と「自信」を与え、背中を押してくれる場所です。

 

つまり、この「ちょうどいい場所」はつなぎの場所であり、次のステップへ進むための通過点になります。

 

続く。

 

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