活動報告

安心感を与えること❶

2017/10/03

毎年、この時期になると、当然ながら多くの中学3年生は進路について考えるでしょう。

 

思い通りにいかない現状に対して落ち込むことも、一般的な中学3年生にとっては、決して珍しいことではないと思います。

 

ただ、不登校の時期を乗り越え、体力・精神面と格闘しながら、何とか通学していた方にとって、特にこの時期は大きな試練となります。

 

みんなの家庭教師の生徒の中には、一学期は自分のペースで通学できていた方も、進路に関して思い悩むことで不安が大きくなり、身動きがとりにくい状態になってしまう方もいます。

 

その結果、学校から足が遠のいてしまうケースを見かけます。

 

親御さんや学校の先生など、周囲の大人から見ると、一学期と比べて学校へ行く頻度が下がったわけですから、どうしても「学校へ行かなくなった」ことに焦点を当ててしまいがちになります。

 

周囲の大人は、学校へ行けないことに対して直接的に責めることを絶対にしてはいけません。彼らを追い込んでしまうだけで、一利もないです。

 

加えて、遠回しに圧力をかけるような言い回しも、彼らは敏感に感じ取り、落ち込んでしまう原因になります。

 

続く。

 

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