活動報告

〝安心の種〟をまこう!❶

2017/09/20

先日、Eテレで放送された『不登校〜保護者ができることは?』に、フリースペースたまり場理事長の西野博之さんが出演されていました。

 

西野さんは、神奈川県川崎市で30年以上の間、不登校やひきこもりなど子供の居場所づくりに取り組んできました。

 

以前、この活動報告の書籍案内でも、西野さんの著書『10歳からの見守りBOOK』を紹介しました。

 

「不安を植えるより、安心の種をまきましょう」という西野さんの言葉に、とても共感を覚えました。

 

今回の放送の中でも、「脅しのような叱咤激励はマイナス。大丈夫の種をまいた方がいい」とおっしゃっていました。

 

一部の指導者のように、不安をあおぐことで、生徒のやる気を引き出す方法も、生徒のタイプによっては有効かもしれません。それがピタッとハマる場合もあるのでしょう。

 

しかし、学校に通えず悩んでいる生徒には、とても敏感で繊細な子どもが多く、その方法は決して通用しません。

 

たとえ、一時的に効果があったように見えても、大人の顔色を伺いながら無理している可能性があり、後になって状況が悪化してしまう恐れがあります。

 

続く。

 

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