活動報告

心がけるべき接し方❷

2017/06/20

まずは、周囲の大人が、「全日制や定時制、通信制も含めて、様々な高校が存在する」という情報をしっかり伝えるべきです。

 

全日制高校以外の選択肢の存在を伝えることによって、進路について考える意欲を出させるようなサポートをすることが望ましいです。

 

例えば、「北風と太陽」の童話で言うと、周囲の大人は北風ではなく太陽になってもらいたいです。

 

強引な北風のように、全日制高校だけを強く勧めて、「今から勉強始めないと間に合わないぞ」とか「中3になって学校へ行かないと、内申点も悪くなるから入試に不利になるよ」などの言い回しで、生徒をコントロールしようとするのは、逆効果でしかありません。

 

危機感を煽ったりするような方法は、他の生徒には通用するかもしれませんが、とても敏感である彼らには通用せず、反対に萎縮してしまいます。

 

そうではなく、太陽のように根気強く、生徒の話を丁寧に聴きながら対応していくことが必要です。

 

進路を考えることは、受験生にとって避けては通れません。現時点での状況から数年後を見据え、どのように段階を踏んでいくかを、周囲のサポートを得ながらじっくり考えて頂きたいです。

 

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