活動報告

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2017/05/06

先日の新聞報道で、富山県小矢部市の市立小学校で今年1月、嫌いな給食のおかずを残した当時4年生の男児に無理やり食べさせ、嘔吐させたとして、50代の女性教諭が担任を外されていたことが分かりました。

 

その教諭は、「自分で汚したのだから自分で掃除しなさい」と、その男児に床掃除をさせたとことも明らかになっています。

 

教室で、おそらくクラスメイトが見ている前で嘔吐させられ、どれだけ辛く屈辱的だったか。それだけで終わらず、嘔吐した後の床掃除までも、その男児は一人でさせられたわけです。これは教育ではなく虐待です。

 

当時の光景を想像し、その男児の心中を思いやると、何とも言えない気持ちになります。

 

この50代の女性教師は、今までの長い教員生活で、このような行為を何度繰り返してきたのでしょうか。たまたま今回の件で明るみに出たわけですが、これと同等の行為をしてきたのだとすれば、非常に罪は重いです。

 

先日、「敏感だと感じる瞬間」で、給食の時間に受けるプレッシャーについてお伝えしましたが、今回の件は敏感とかプレッシャーとかで語る次元の問題ではありません。こんな仕打ちを受けたら、「学校に行きたい」と思えなくなるのが自然です。

 

その後、この男子児童に対する心のケアが十分にされて、5年生になった現在、元気に通学できていることを願うばかりです。

 

しかし、ここで本当に注意しなければならないことは、この酷い行為の被害者は、『この男子児童だけではない』ということです。

 

続く。

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