活動報告

不登校 Q&A

2017/02/23

26.「不登校だった息子が、私立高校の特別進学コースに合格しました。息子はもちろん、私たち親も非常に喜びました。しかし、その後、息子は『公立高校受験も頑張る』と言ったのにもかかわらず、入試の過去問の難しさに、すっかりやる気を失くしています。また、それを見かねた父親が余計な口出しをしてしまったこともあり、腹を立ててしまったようです。どう接すれば良いでしょうか?ちなみに、息子は大学へ進学したいそうです」

 
私立高校合格、おめでとうございます!

 

今まで、学校に十分に通っていなかったにもかかわらず、受験会場に行き、5教科全てを受験したこと自体が素晴らしいです。そして、何より見事合格したわけですから、本当に良かったですね。

 

次の公立高校入試に関しては、息子さんの立場で見た場合、高校受験を通して感じたり思ったりすることは、きっと多いはずです。それ自体が、息子さんにとって大きな収穫だと言っていいと思います。

 

つまり、数年先の大学受験へ向けて、「高校受験という体験」そのものが大きな戦力になるはずです。

 

まずは、親御さんご自身がそれらを理解されることが第一です。そのうえで、親御さんができることは、入試当日に息子さんが体調万全にいられるように、食事面や生活面などでサポートすることです。

 

現時点においてのマイナス面に目を向けるより、今までに起こったポジティブな面に目を向けることで、親御さん自身の表情が明るくなり笑顔が増えます。

 

親御さんの笑顔は、受験直前の息子さんに伝わり、きっと安心感を与えるでしょう。

 

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