活動報告

『親の会』の存在意義

2016/10/06

◎不登校の子供を持つ親御さんの気持ちを一番に理解してくれる人は、誰でしょうか?

 

それは、「不登校の子供を持った経験がある親御さん」です。

 

 

『子供が学校に行き渋り始めた時の焦りや不安』

 

『ワラをもすがる思いで相談したにもかかわらず、「私は忙しいんです」とカウンセラーから冷たく言われ、きちんと対応をしてもらえなかった時の怒り』

 

『自分なりにがんばっているのに「おまえなんか、死んでしまえ」と子供から言われた時の、何とも言えない悲しみ』

 

『元気そうな我が子が、毎日家でゴロゴロすることに感じるイライラ』

 

『学校に通う我が子の同級生と、我が子を比べてしまったときの罪悪感』

 

 
子供が不登校になると、これらのような感情がわいては消え、消えたと思ってもすぐに再びわいてきます。

 
そんな時には、「親の会」で、同じ経験をされた方に話を聴いてもらってください。

 

話を聴いてもらい、共感されると楽になり、癒されます。

 

しっかり気持ちを落ち着けて、エネルギーを蓄えられる場所が「親の会」です。

 

確かに、著名な方の講演会に参加して話を聞くことは勉強になります。あるいは、不登校関連の書籍を読むことも効果的です。また、素晴らしいカウンセラーに話を聴いてもらうことも良いでしょう。

 

それでも、不登校の子供を持つ親御さんの気持ちを一番に理解してくれる人は、不登校の子供を持った経験がある親御さんしかいません。

 

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