活動報告

今、不登校をふりかえって〜子供の視点と親の視点〜 No.2 ❶

2016/09/10

【子供の視点】
杉田愛美(仮名)さんは、小学2年の時に学校に行けなくなり、中学3年までの約7〜8年間、主に家で過ごしました。そして、今年の春に全日制の高校に入学し、約7年ぶりに学校に通い始めました。夏休みが終わりに近づく8月下旬に、杉田さん親子にお会いして、「不登校だった時のこと」や、「二学期を前に、今思うこと」などについて話して頂きました。

 

 
ーー学校に通えなくなったきっかけを話して頂けますか?

 

杉田さん  小学2年の時に、兄が学校に行かなくなったことが理由で、私も行かなくなりました。学校には、友達がたくさんいましたし、学校生活自体は楽しかったのですが、「私が学校に行って、兄だけが行かないのはずるい」という感じだったと思います。

 

ーー学校生活は楽しかったんですね?

 

杉田さん  そうです。今考えると、「どうしてそんな理由で学校に行かなくなったのだろう?」と思うのですが、当時は行けませんでした。

 

ーー学校に行かなくなった時に、家でどんなことをしていましたか?

 

杉田さん  兄とは仲が良かったので、一緒にゲームをしていました。また、お菓子を作ったり、ちょっとしたアクセサリーを作ったりして過ごしていました。

 

ーーお兄さんと仲が良かったんですね。

 

杉田さん  はい。両親が仕事でいない時も、いつも兄と一緒にいました。

 

ーー当時は、外出することは少なかったのですか?

 

杉田さん  週1回のピアノ教室や、週2回の公文の教室には通っていました。あとは、平日に、母と買い物に出かけていました。小学生の頃は、外出時、人目が気にならなかったのですが、中学生になると人目を気にするようになった記憶があります。

 

ーー小学生の時と比べて、中学生の時は外出する機会が減ったのですか?

 

杉田さん  中学生になった頃、韓流の音楽やドラマが大好きになったんです。それで、多くの韓流の音楽イベントへ母と一緒に出かけていました。だから、外出する機会が減ることはなかったと思います。

 

ーー今でも韓流が大好きなんですか?

 

杉田さん  はい、今でも大好きです。まだ韓国に行ったことがないので、韓国語を勉強して、いつか行ってみたいです!

 

 

続く。

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