活動報告

職業を知ろう! No1. 『客室乗務員(キャビンアテンダント)』❶

2016/08/23

客室乗務員とは、旅客機に搭乗して、乗客の搭乗から到着まで、機内サービスや乗客の安全を守る対応など、さまざまな業務を行う仕事です。CA(キャビンアテンダント)というのは和製英語であり、海外ではフライトアテンダントまたはキャビンクルーと呼ばれています。

 

今回は、昨年まで17年間、日本航空(JAL)で客室乗務員(キャビンアテンダント)を務めた山下里佳さんに、インタビューを行いました。

 

 

ーー山下さんが、客室乗務員を目指したきっかけを教えて頂けますか?


山下さん  高校の修学旅行で初めて飛行機に乗った際に、客室乗務員の方と記念撮影をして頂きました。客室乗務員の方の帽子をかぶせてもらい写真を撮ったのですが、その時に強く憧れを抱いたことを覚えています。

 

ーー客室乗務員との記念撮影がきっかけだったんですね。


山下さん  はい。現在の客室乗務員は、帽子はすでに着用していないのですが、当時は着用していました。本当に素敵でした。

 

ーー客室乗務員になるまでの過程を教えて頂けますか?


山下さん  短大を卒業後、ホテル日航金沢に就職しました。そのホテル日航金沢の一角に、航空券を販売するブースがあり、そこで働いている「グランドスタッフ」に強い憧れを抱きました。

 

ーー最初は、ホテルスタッフとして就職されたんですね。その職場であるホテルで、グランドスタッフに強い関心を持たれたのですか?


山下さん  はい、そうです。グランドスタッフとは、「グランドホステス」とも呼ばれていて、主に空港での接客業務に携わる人を指します。結局一年後に、グランドスタッフ採用試験を受けて転職しました。

 

ーーホテルスタッフからグランドスタッフに転職されたんですね。


山下さん  その後、グランドスタッフとして働き、とても充実した日々を送っていました。そんな時に、会社が取り寄せていたエアライン雑誌を何となく読んでいたら、客室乗務員の募集記事が掲載されている箇所に目がとまりました。その瞬間、高校の修学旅行で強く憧れを抱いた記憶が蘇ってきたんです。それで、思い切って客室乗務員の採用試験に挑戦する決心をしました。

 

続く。

 

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