活動報告

〝いま聞きたい人〟『えいむ石川〜学校が苦手な子供の親の会〜』代表 佐藤しのぶさん❷

2016/06/24

ーーえいむ石川の雰囲気は、どのような感じですか?

 

佐藤さん  ひとことで言うと、ゆる〜い感じです。一応、開始時間は午後7時からですが、月によっては集まりが遅く、午後7時半近くになって始まることもありました。そんな調子で、ゆったりまったりしています。

 

ーー決して、重苦しいとか、かたいイメージではないということなんですね。初めて参加される親御さんにとって、訪ねやすい雰囲気はとても安心です。

 

佐藤さん  この会を始めた当初は、会議室を借りて、椅子に座って話を聴いていました。ところが、この春から、和室に座布団のスタイルに変えたところ、親御さんたちから非常に評判が良かったんです。会議室から和室に変えたことで、参加者の物理的な距離感が近くなったと同時に、心の距離感も近くなったような気がします。

 

ーーそうだったんですね。確かに、会議室は仕事を連想させる堅いイメージです。初めて参加される方のことを考えれば、和室に座布団のスタイルのほうが、足を踏み入れやすいと思います。

 

佐藤さん  初めて来られる方の気持ちになって考えると、確かにそうですね。

 

ーーその他に、えいむ石川の特徴はありますか?

 

佐藤さん  えいむ石川は、他の親の会と比較すると、男性の参加者が多いかもしれません。そういう意味では、不登校の子供のことで悩んでいるお父さんにとっては、参加しやすい会だと思います。

 

ーーそれは、男性にとってありがたいですね。一般的に、親の会というと、昔からお母さん方の参加者が多く、女性ばかりの親の会の中に、お父さんが参加するためには多少の勇気が必要でした。

 

佐藤さん  そうですね。昔に比べて、男性が積極的に家事や育児をする機会が増え、女性も当たり前に働く時代になりました。父親も仕事だけでなく、母親と一緒に子供のことを考える時間が増えたのだと思います。今後も男性の参加者、大歓迎です。

 

続く。

 

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