活動報告

『話を聴いてもらう場所』❸

2016/06/16

みんなの家庭教師では、親子が安心して『話を聴いてもらう場所』を提供し、カウンセリングを行なっております。まず第一段階に、親御さんとお会いして、じっくりと話を聴きます。次に、可能であれば子供さんとも一対一で会って話をする機会を持ちます。最終的には第三者として親子の間に立ち、円滑に話し合いができるように進めていきます。

 

「親の会」との違いをあげると、「話を聴く人間が一人であること」、「親だけでなく子供も話を聴いてもらうこと」、そして「親子を含め、三人で話し合うこと」です。

 

第三者を交えて話をすることによって、感情的にならず、冷静さを保てるので、互いの気持ちを理解しやすくなります。もちろん、第三者が話を進めていくので、中途半端に話が終わることはありません。そして、話し合いを何度かするうちに、お互いにどんなことを考え悩んできたのか、どこで互いを誤解し感情的になっていたのかを知ることができます。

 

カウンセリング終了後、「第三者からの視点で、今まで気づかなかったことに気づけて良かった」「たくさん話せたので、家庭に戻った後も、話をしやすい雰囲気が続いた」「帰宅までの車中の空間が気まずくなく会話できた」などの声が聞かれます。

 

「不登校」と聞いて、ネガティヴな印象を持たれる方は多いでしょう。しかし、不登校がきっかけで、これまでの家庭環境を見直し、家族の絆がより強まったというご家庭も多くいらっしゃいます。『聴いてもらう場所』を得ることで、親子関係が前向きになり、不登校を乗り越えて、家族の絆が強まるきっかけになれば嬉しいです。

 

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