みんなの家庭教師では、「メイクフレンズ」や「メイクフレンズ・プラス」を通して、同学年や同年代の交流をサポートしております。「メイクフレンズ」や「メイクフレンズ・プラス」は、不登校（ひきこもり）の生徒さんが、友達との交流をスムーズに再開できるように、趣味を共有できる同学年や同年代の人と、一対一もしくは数人程度で話したり遊んだりできる居場所のことです。

不登校（ひきこもり）になった後、心配されることの一つが、友達との交流が途絶えてしまったり、少なくなったりすることによる社会性の低下です。

実際に、不登校（ひきこもり）を経験した後、高校や大学に新たに入学した時に、学校へ通いにくくなった事例があります。その理由の一つとして、同年代の人間とのコミュニケーションに慣れていなかったことが考えられます。長く遠ざかっていた友達との交流が、久しぶりの学校生活に大きなギャップを与えてしまうのです。

それでも、学生時代は全日制の学校に通い続けることができなくても、通信制に転校して、主に家で勉強できる環境に変更することが可能です。そのため、学校を卒業すること自体にはそれほど大きな支障はないかもしれません。

しかし、「今までは家で一人で勉強していたけれど、新たに入学した高校や大学では、新しい友達をつくり、キャンパスライフを楽しみたい」という声が現実に多くあります。新しい環境下でのコミュニケーションに対する不安を緩和し、学校生活を望み通り満喫できるようになることは、将来社会人として組織で働くことを考えた場合においては、大きな意味があります。

生徒の中には、「いきなり初対面で複数の人たちに会うのはしんどいけど、話題を共有できる人と一対一でなら話せる」「違う学校の人だったら気楽に話せる」と言う方も多くいます。そこで、「メイクフレンズ」を通して、まずは彼らが一対一で会って話をしたり、勉強したり遊んだりできる居場所を持つことで、同年代への接し方に対する不安を緩和することができると考えております。