2018年8月の活動報告

『9月1日問題』へ向けて❸

2018/08/03

みんなの居場所は、8月27日(月)~9月6日(木)の期間中、無料開放となります(日曜日除く)。

 

『みんなの居場所』に、実際に行くか行かないかということよりも、そういう居場所があるということを、子どもたちに知っておいて頂くこと、それこそが最重要です。

 

なぜなら、非常にしんどい時や辛い時に、「そういえば、『みんなの居場所』があるんだったな」と思い出せるだけで、いざという時の心の助け、御守りになるからです。

 

本当にちょっとした部分ですが、それがあるかないかで、大きな違いになる可能性があります。

 

この時期から、親御さんや周囲の大人ができることは、何でしょうか?

 

子どもが非常に辛い状況に追い込まれて、周囲の呼びかけが届きにくくなってしまう前に、ほんの少しの変化でも、気づいてあげることです。

 

〝うちの子どもに限って〟はありません。

 

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『9月1日問題』へ向けて❷

2018/08/02

このグラフは「18歳以下の日別自殺者数」です。【内閣府「平成27年版自殺対策白書」より】

 

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8月に目を向けると、お盆を過ぎた後から後半にかけて、明らかにグラフの線が大きく伸びています。

 

つまり、このグラフからも、意識を向けなければならない日は、「決して『9月1日』だけではない」ということが読み取れます。

 

さらに言えば、メディアが『9月1日問題』を取りあげる時期になってから、「逃げても良いんだよ。居場所があるよ」と呼びかけ始めたのでは遅すぎるのです。

 

それは、既にしんどい状態になった後の呼びかけでは、何を言ってもなかなか伝わらず、効果が薄くなってしまうことが多いからです。

 

そういう意味では、今の時期からお盆にかけて、「逃げても良いんだよ。居場所があるよ」と伝えていくことが非常に重要だと言えます。

 

続く。

『9月1日問題』へ向けて❶

2018/08/01

8月に入ったばかりで、夏休みもまだ前半です。

 

でも、ここでは夏休みが終わる時期について、いち早く考えてみたいと思います。

 

みなさんは『9月1日問題』をご存知でしょうか?

 

多くの地域で夏休みが終わり、新学期が始まる9月1日(今年は土曜日ですが)。

 

その9月1日は、過去40年の統計で、18歳以下の自殺者数が最も多い日とされています。

 

しかし、ここで考えたいのは、「警戒する日は『9月1日』だけで良いのか?」ということです。

 

実は、近年は9月を待たずに、8月下旬に新学期が始まる学校が増えています。

 

つまり、警戒すべくは『9月1日』だけではないのです。

 

続く。

 

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