2018年8月の活動報告
イベントのお知らせ『♯不登校は不幸じゃない』
2018/08/108月19日の日曜日に、「♯不登校は不幸じゃない」が開催されます。
新学期を前に、全国100か所で開催されるこのイベントは、「9月1日、夏休みあけ。子どもの自殺が多くなる。そんなバカなことがあってたまるか。不登校を肯定するムーブメントを作ります。」とあるように、いわゆる『9月1日問題』に向けたものになっています。
このイベントの発起人は、小幡和輝さん。以下は、彼の開催への想いです。
「学校に行きたくない。」
僕は不登校でした。正直、学校の楽しい思い出はありません。
学校に友達はいなかったけど、僕には不登校のいとこがいました。不登校の友達がいました。ゲームをする友達がいました。
いま振り返って思うのは、不登校になった先に居場所があるかどうか。
それが、とても大切だということ。
不登校は大丈夫だけど、引きこもりは良くないと思っています。
たくさんの当事者と会うなかで感じるのは、学校に行かなくなっても友達がいる子、行かなくなったあとは1人で家に閉じこもっちゃう子。
やっぱり友達が居る子の方が明るいんだよね。
人とほとんど会わなくなるといろいろ問題が出てくる。
笑い方がわかんなくなっちゃったって話も聞いたりするし、それは僕にも思い当たるところがある。
これはさすがに良くないので、不登校になったあとの先をどうやって作るかが重要だ。
感情的に「辛かったら行かなくていいよ。」というのは簡単だけど、僕は論理的にも「辛かったら行かなくていいよ。」って言いたいです。
学校に行くのはあくまで選択肢。行かないという選択もあっていい。
そんな想いで自分のやれることをいろいろやってきましたが、今年は大きく仕掛けたいと思っています。
9月1日、夏休みあけ。
子どもの自殺が多くなる。
そんなバカなことがあってたまるか。
不登校を肯定するムーブメントを作ります。
(小幡和輝オフィシャルブログより抜粋)
「♯不登校は不幸じゃない」
【日時】8月19日(日)13:00〜17:00
金沢市は二つの場所での開催になります。
【場所①】元町福祉健康センター 金沢市元町1丁目12番12号
【問い合わせ】https://futoukouishikawa.wixsite.com/ishikawa-motomachi
【場所②】コミュニティカフェあひるの子 金沢市増泉3-9-10
【問い合わせ】TEL:080-3042-3947 Email : info@heartkeeper.or.jp
『みんなの居場所』来週の営業時間
2018/08/09お盆期間ということで、来週の『みんなの居場所』はお休みとさせて頂きます。
次回は、再来週の21日(月)〜の予定となっております。どうぞよろしくお願い致します!
13日(月)お休み
14日(火)お休み
15日(水)お休み
16日(木)お休み
17日(金)お休み
18日(土)お休み
朝日新聞、毎日新聞、読売新聞に掲載されました!
2018/08/07◎みんなの居場所が「朝日新聞 朝刊」に掲載されました!
2018年8月7日 朝日新聞 朝刊
以下は、掲載された記事全文です。
不登校児を支援する「みんなの家庭教師」(金沢市旭町2丁目)の代表・工藤拓哉さん(43)がフリースペース「みんなの居場所」を市内に新たに開設した。夏休み明けに18歳以下の自殺者が増える「9月1日問題」を踏まえ、今月27日から9月6日までは無料開放する予定だ。「新学期に『学校に行きたくない』と思う子どもたちに、別の居場所があることを知って欲しい」と工藤さんは話す。
「みんなの居場所」は金沢市笠市町のアパートの一室に7月中旬にできた。室内はついたてで1人ずつ仕切られた座席が数席あり、動画を見たり、マンガや雑誌を読んだりできるタブレット端末や、小学生新聞や中高生新聞も用意されている。勉強や他者との共同作業を強制されないのがこのスペースの特徴だ。
家庭教師として不登校の生徒の家を訪れた数日後にその生徒が自殺した経験をもつ工藤さん。不登校児について「『早く学校に戻らないと』と、短期的に考えると焦ってしまいがち。5年後、10年後にその人が元気に生活できている方が大事だと思う」と熱を込める。
夏休みが終われば、多くの学校で新学期が始まる。工藤さんによれば、フリースクールや適応指導教室などでも夏休みの終わりが近づくにつれ「そろそろ新学期だね」などと声をかけられ、プレッシャーに感じる子どもたちはいるという。「学校と家の中間に居場所をつくりたかった。フリースクールにも適応指導教室にも行けない子どもたちが、孤独じゃないと感じてくれたら」と、フリースペースに込める思いを話す。
「みんなの居場所」の通常の開室時間は月~木曜の午前10時~午後4時ごろ。土曜は月2回程度で、午後1~6時ごろ。予約制で2時間300円(初回は無料)。問い合わせは、みんなの家庭教師(0120・220・980)。
◎みんなの居場所が、「毎日新聞 朝刊」に掲載されました!
2018年8月20日 毎日新聞 朝刊
以下は、掲載された記事から一部を抜粋しました。
逃げ込める「お守り」に
「学校に行きたくなくても、他に行くあてがない。そういう時に思い出してくれたら」。不登校の児童・生徒を中心に指導している家庭教師の工藤さんは今年7月、JR金沢駅から徒歩約10分のマンションの1室でフリースペース「みんなの居場所」を開設した。
「学校に行けなくなってしまう子は、人の目に敏感なことが多い」。教え子や利用者に聞き取りをして、居心地が良くなるよう机や椅子の配置を工夫した。リピーターもつきつつある。「ここに来れば、自分と同じように学校が苦手な子がいることもある。『自分だけじゃない』と思えれば安心できるのでは」
予約しても気分が乗らない時は、キャンセルの連絡をすればOK。まずは、こうした場所の存在を知ってもらうことが大事と工藤さんは考えている。「学校へ行くのがつらい時は無理に行かなくていい。この場所を、いざとなったら逃げ込める『お守り』にして」
「みんなの居場所」は、月~木曜の午前10時~午後4時(時間帯は応相談)。要予約。利用料は2時間300円で、今月27日~9月6日は無料開放する。問い合わせは電話0120・220・980。ホームページからも予約できる。
◎みんなの居場所が、「読売新聞 朝刊」に掲載されました!
2018年8月22日 読売新聞 朝刊
以下は、掲載された全文より一部を抜粋しました。
⬛️思い思いの時間
「ここで子どもたちは思い思いの時間を過ごします」
引きこもりや不登校の子どもを支援する「みんなの家庭教師」の代表、工藤拓哉さん(43)が案内したのは、金沢市笠市町のアパートの一室。不登校児のための居場所を作ろうと、7月17日に「みんなの居場所」と名付けてオープンした。
室内はついたてで仕切られた席が6席あり、子どもたちは漫画を読んだり、タブレット端末で動画を見たりと、好きなことをして過ごせる。
部屋には、大学生や不登校の子どもを育てた経験のある親などが常駐し、子どもの相談に応じたり雑談相手になったりする。
工藤さんは「必ず学校に戻らないといけないと思うと、子どもたちは精神的に追い詰められる。学校や家の他にも居場所があると知ってほしい」と話した。
明日の「朝日新聞 朝刊」に掲載されます!
2018/08/06先日、朝日新聞から取材を受けた件ですが、明日の朝刊に掲載されることになりました。
地元紙ではないので、ご覧になりにくいかもしれません。もしご都合良ければ、図書館などでご覧ください。
この活動報告や、みんなの家庭教師のFacebookにおいても、掲載された記事をアップする予定です。
「9月1日問題」に向けて、みんなの居場所が無料開放されることについても、その記事の中で触れられています。
どうぞよろしくお願い致します!
来週開催される『親の会』のご案内
2018/08/06来週、お盆明けの8月17日、金曜日午後2時から、金沢市の「おーぷんはうす」でお茶会が開かれます。
いつもながらの暖かい雰囲気の中、ゆったりと話を聴いて頂ける会です。
今年で29年目をむかえる会ならではの安心感で、どんな内容の話にも、過去の事例をもとに親身に対応してくれます。
また、親御さんだけでなく、子供たちの参加も多い会ですので、子供目線での話を聴けるメリットもあります。
お好きな時間に、ぶらりとお立ち寄りください。
8月17日(金)
おーぷんはうす お茶会
場所:金沢市泉野出町1丁目(詳細な場所はお電話でお知らせします)
時間:午後2〜5時ごろ
会費:300円
電話:090-5175-5432(工藤)
また、8月18日の土曜日には、石川県立金沢中央高校やすらぎ教室にて、「やすらぎの会」が開かれます。
アドバイザーとして、金沢星稜大学の高賢一教授が来られ、丁寧に話を聴いて頂けるので、親御さんは安心してお話をすることができます。
ゆったりとした居心地の良い空間で、日頃のモヤモヤを吐き出してみませんか。
不登校(行きしぶりを含む)やひきこもりで悩まれている親御さんであれば、誰でも会に参加できます。
当日参加もOKですし、ご都合の良い時間帯だけの参加も可能です。
お気軽にご参加ください。
8月18日(土)
やすらぎの会
場所 : 金沢市泉本町6-165 金沢中央高校やすらぎ教室
時間 : 13〜16時
会費 : 会員200円、非会員500円
問い合わせ : やすらぎの会事務局 miyakowa@docomo.ne.jp
お盆期間の営業案内
2018/08/05お盆期間の営業案内についてお知らせします。
8月14〜16日の3日間をお休みとさせて頂きます。
なお、『みんなの居場所』については、後日お知らせ致します。
14日(火)休み
15日(水)休み
16日(木)休み
『9月1日問題』へ向けて
2018/08/048月に入ったばかりで、夏休みもまだ前半です。
でも、ここでは夏休みが終わる時期について、いち早く考えてみたいと思います。
みなさんは『9月1日問題』をご存知でしょうか?
多くの地域で夏休みが終わり、新学期が始まる9月1日(今年は土曜日ですが)。
その9月1日は、過去40年の統計で、18歳以下の自殺者数が最も多い日とされています。
しかし、ここで考えたいのは、「警戒する日は『9月1日』だけで良いのか?」ということです。
実は、近年は9月を待たずに、8月下旬に新学期が始まる学校が増えています。
つまり、警戒すべくは『9月1日』だけではないのです。
次のグラフは「18歳以下の日別自殺者数」です。【内閣府「平成27年版自殺対策白書」より】
8月に目を向けると、お盆を過ぎた辺りから月末にかけて、明らかにグラフの線が大きく伸びています。
つまり、このグラフからも、意識を向けなければならない日は、「決して『9月1日』だけではない」ということが読み取れます。
さらに言えば、メディアが『9月1日問題』を取りあげる時期になってから、「逃げても良いんだよ。居場所があるよ」と呼びかけ始めたのでは遅すぎるのです。
それは、既にしんどい状態になった後の呼びかけでは、何を言ってもなかなか伝わらず、効果が薄くなってしまうことが多いからです。
したがって、今の時期からお盆にかけて、「逃げても良いんだよ。居場所があるよ」と伝えていくことが非常に重要だと言えます。
みんなの居場所は、8月27日(月)~9月6日(木)の期間中、無料開放になります(日曜日除く)。
「みんなの居場所に、実際に行くか行かないか」ということよりも、そういう居場所があるということを、子どもたちに知っておいて頂くこと、それこそが最重要です。
なぜなら、非常にしんどい時や辛い時に、「そういえば、『みんなの居場所』があるんだったな」と思い出せるだけで、いざという時の心の助け、御守りになるからです。
本当にちょっとした部分ですが、それがあるかないかで、大きな違いになる可能性があります。
この時期から、親御さんや周囲の大人ができることは、何でしょうか?
子どもが非常に辛い状況に追い込まれて、周囲の呼びかけが届きにくくなってしまう前に、ほんの少しの変化でも、気づいてあげることです。
〝うちの子どもに限って〟はありません。
『みんなの居場所』来週の営業時間
2018/08/04『みんなの居場所』来週の営業時間は、次のような予定になっております。 ご予約は、なるべく前日の夜までにお願い致します。
6日(月)10〜16時
7日(火)10〜14時
8日(水)10〜16時
9日(木)10〜16時
10日(金)お休み
11日(土)お休み
朝日新聞に掲載されます!
2018/08/04先日、朝日新聞に取材され、朝刊に掲載されることになりました。
今回の掲載は、7月にオープンしました「みんなの居場所」が中心になりそうです。
先日お伝えした、「みんなの居場所」が無料開放(8月27日〜9月6日)になることに関しても書いて頂く予定です。
来週辺りに掲載予定とのこと。
詳細が分かりしだい、お伝えします!
次回のcoconoma カフェ
2018/08/04次回の『coconoma カフェ』は、あさって8月6日の月曜日に開かれます。
今回も、12:00〜14:30までのお時間になります。
「coconomaカフェ」は、学校が苦手、不登校、行きしぶり、そんなお子さんを持つ親御さんが交流できる場所です。
「親の会よりも敷居が低いので、誰でも気軽にふらっと立ち寄れます」と、coconomaカフェの渡邊さん。
毎回、お茶やお菓子を味わいながら、リラックスして過ごせる居場所です。
ふらっと気軽に足を運んでみませんか。
coconomaカフェ
【場所】金沢市小橋町2-17 ゲストハウス「KANAZAWA旅音」1階
【日時】8月6日(月)12:00〜14:30
【料金】300円(場所代として)
【問い合わせ】 coconomacafe@gmail.com(わたなべ)
【ホームページ】https://www4.hp-ez.com/hp/coconoma/page4/bid-413229
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