2018年8月の活動報告
「毎日新聞 朝刊」に掲載されました!
2018/08/20みんなの居場所が、今日の「毎日新聞 朝刊」に掲載されました!
以下は、掲載された記事全文です。
逃げ込める「お守り」に
「学校に行きたくなくても、他に行くあてがない。そういう時に思い出してくれたら」。不登校の児童・生徒を中心に指導している家庭教師の工藤さんは今年7月、JR金沢駅から徒歩約10分のマンションの1室でフリースペース「みんなの居場所」を開設した。
「学校に行けなくなってしまう子は、人の目に敏感なことが多い」。教え子や利用者に聞き取りをして、居心地が良くなるよう机や椅子の配置を工夫した。リピーターもつきつつある。「ここに来れば、自分と同じように学校が苦手な子がいることもある。『自分だけじゃない』と思えれば安心できるのでは」
予約しても気分が乗らない時は、キャンセルの連絡をすればOK。まずは、こうした場所の存在を知ってもらうことが大事と工藤さんは考えている。「学校へ行くのがつらい時は無理に行かなくていい。この場所を、いざとなったら逃げ込める『お守り』にして」
「みんなの居場所」は、月~木曜の午前10時~午後4時(時間帯は応相談)。要予約。利用料は2時間300円で、今月27日~9月6日は無料開放する。問い合わせは電話0120・220・980。ホームページからも予約できる。
明日の「毎日新聞 朝刊」に掲載されます!
2018/08/19先日、毎日新聞から取材され、その記事が明日8月20日の朝刊に掲載されることになりました。
今回も『みんなの居場所』が取材されており、「9月1日問題」に向けて、子どもの居場所を取り上げた内容になっていると思われます。
朝日新聞と同様に、地元紙ではないので、ご覧になりにくいかもしれません。毎日新聞のデジタル版でご覧頂くか、お近くの図書館などでご覧ください。
もちろん、今回もこの活動報告や、みんなの家庭教師のFacebookにおいても、掲載された記事をアップする予定です。
どうぞよろしくお願い致します!
『おーぷんはうす合宿 2018』
2018/08/19来週、8月26日(日)に、毎年恒例の「おーぷんはうす合宿」が、金沢市北袋町の湯涌創作の森で開かれます。
今年は、『子どもの思い・親の思い』がテーマになっています。今回は、金沢市にあるフリースクール、ワンネススクールの生徒さんも参加される予定です。
また、午後9時〜の交流会では、「子育てハッピーシリーズ」の著者で知られる、精神科医でスクールカウンセラーの明橋大二さんが、今年も参加されるとのことです。
どうぞご参加ください!
【場所】湯涌創作の森(金沢市北袋町ヱ36番地)TEL 076-235-1116
【日時】8月26日(日)夕食は午後5時〜、研修会は午後6時30分〜、交流会は午後9時〜の予定です。
【参加費】日帰り(食事込み)1500円、研修と交流会1000円、宿泊2500円
【問い合わせ】TEL 076-241-3953(小林)
【備考】駐車場あります。
次回の『coconoma カフェ』
2018/08/18次回の『coconoma カフェ』は、あさって8月20日の月曜日に開かれます。
今回も、12:00〜14:30までのお時間になります。
「coconomaカフェ」は、学校が苦手、不登校、行きしぶり、そんなお子さんを持つ親御さんが交流できる場所です。
「親の会よりも敷居が低いので、誰でも気軽にふらっと立ち寄れます」と、coconomaカフェの渡邊さん。
毎回、お茶やお菓子を味わいながら、リラックスして過ごせる居場所です。
ふらっと気軽に足を運んでみませんか。
coconomaカフェ
【場所】金沢市小橋町2-17 ゲストハウス「KANAZAWA旅音」1階
【日時】8月20日(月)12:00〜14:30
【料金】300円(場所代として)
【問い合わせ】 coconomacafe@gmail.com(わたなべ)
【ホームページ】https://www4.hp-ez.com/hp/coconoma/page4/bid-415550(前回の「coconomaカフェ」の様子が分かります)
『みんなの居場所』来週の営業時間
2018/08/17『みんなの居場所』来週の営業時間は、次のような予定になっております。 ご予約は、なるべく前日の夜までにお願い致します。
20日(月)10〜15時
21日(火)10〜14時
22日(水)10〜16時
23日(木)10〜16時
24日(金)お休み
25日(土)お休み
みんなの居場所NEWS
2018/08/16お盆が終わり、みんなの居場所は来週から通常営業です。
夏休みは後半に入りましたが、読書感想文はすでに書かれましたか?
まだ書いていない人のために、タブレットの電子書籍で感想文のための本を読めるようになりました!
読書感想文と聞くと、退屈でつまらない宿題というイメージが強い方も多いのではないでしょうか。
だからこそ、少しでも読みやすく、共感しやすい本を御用意しました。
まだ読む本を決めていない方は、ぜひ参考になさってください。
来週開催される『親の会』のご案内
2018/08/13来週、8月22日(水)に、フリースクールのリスタ金沢で『リスタカフェ』がオープンします!
去年の春に、リスタ金沢が開校してから一年余りが過ぎました。今までに多くの生徒たちが、この安心できる居場所に通い、元気になり笑顔が増えたようです。
そして、この8月から、親御さんたちとゆっくり交流できる場所を新たに作りたいと、リスタカフェの開設を決められたそうです。
「このリスタカフェに、現在悩んでおられる親御さんに気軽に立ち寄ってもらい、少しでもホッとできる時間を提供できたら」とリスタ金沢の山本さん。
「こんな時、どうすればいいのか?」「誰かに話を聴いてもらって、リフレッシュしたい」と考えておられる方には、ピッタリの場所ではないでしょうか。
ぜひ一度ご参加ください!
リスタカフェ
【場所】金沢市東山3丁目31-19 フリースクールリスタ金沢3階
【日時】8月22日(水)13:30〜15:30
【会費】300円(お菓子とお茶をご用意してお待ちしております)
【問い合わせ】076-213-5888
【備考】予約は不要です。時間内にお越しください。駐車場が少ないため、公共交通機関もしくはお近くのコインパーキングをご利用ください。また、諸事情で変更になる場合がございます。お越しの際は、メールか電話などでご確認ください。
〝中間〟を目指す意味❷
2018/08/12一方で、フリースクールはどうでしょうか。
フリースクールは、適応指導教室とは大きく異なります。第一に運営元が違いますし、活動内容が大きく異なります。また、学費がかかる点も大きな違いです。
ただ、フリースクールの中には、そこへ通うことで適応指導教室と同じように「出席扱い」になるスクールがあります。
それ自体は問題ないですし、むしろ出席扱いになることで、「フリースクールへ通わせたい」と思われる親御さんは少なくないかもしれません。
しかし、そこに注意するべき点があります。
これは、適応指導教室に通う生徒にも起こり得ることですが、親御さんや周囲の大人が「出席扱い」について強く意識し過ぎると、とても敏感な子どもは「結局、大事なのはそこなの?」と大人たちの本音を察知してしまいます。
生徒の立場で言えば、「不登校の現状から立ち直れる場所かどうかを(オレの目線)で考えてくれているのではなく、結局(あんたら大人は)出席扱いになる場所かどうかを重視しているのか」と。
そんな大人の損得勘定を感じた途端、とても敏感な子どもは傷ついてしまったり、気持ちが冷めてしまうことが多いです。
そういう意味では、フリースクールも〝学校寄り〟の居場所になりかねない危険性をはらんでいると言えるでしょう。
続く。
次回のcoconoma カフェ
2018/08/11次回の『coconoma カフェ』は、お盆真っ只中の、あさって8月13日の月曜日に開かれます。
今回も、12:00〜14:30までのお時間になります。
「coconomaカフェ」は、学校が苦手、不登校、行きしぶり、そんなお子さんを持つ親御さんが交流できる場所です。
「親の会よりも敷居が低いので、誰でも気軽にふらっと立ち寄れます」と、coconomaカフェの渡邊さん。
毎回、お茶やお菓子を味わいながら、リラックスして過ごせる居場所です。
ふらっと気軽に足を運んでみませんか。
coconomaカフェ
【場所】金沢市小橋町2-17 ゲストハウス「KANAZAWA旅音」1階
【日時】8月13日(月)12:00〜14:30
【料金】300円(場所代として)
【問い合わせ】 coconomacafe@gmail.com(わたなべ)
【ホームページ】https://www4.hp-ez.com/hp/coconoma/page4/bid-414702(前回の「coconomaカフェ」の様子が分かります)
〝中間〟を目指す意味❶
2018/08/11この1ヶ月余りにわたって、新聞各紙に「みんなの居場所」を取材し、掲載して頂きました。
その紙面上で、「学校と家の中間に居場所をつくりたかった」「目指すのは学校と家庭の『中間』だ」と書いて頂きました。
『中間』にこだわるのは、「子どもたちがストレスなく、安心して休める居場所にしたい」という考えが根本にあるからです。
一般的に、小中学生が学校に通えなくなった時、それぞれの市や町に適応指導教室がある場合は、まずはそこへ通うことを勧められます。
たとえ学校へ通えなくても、適応指導教室へ通うことができれば出席扱いになりますので、親御さんは「せめて適応指導教室へ通って欲しい」という気持ちになるでしょう。
また、適応指導教室の対応はそれぞれによって多少の違いはあれど、基本的には「いずれは学校へ復帰させる」という方針で、今まで存在してきたように思います。
そういう意味では、〝学校寄り〟の居場所です。
ここで注意しなければならないことは、周囲の大人の「学校へ戻そうとする意識」があまりに強すぎると、生徒は敏感にそれを感じ取り、大きな負担になってしまうという点です。
特に、適応指導教室へ通う生徒には、とても敏感な生徒が多いと思われます。
彼らにとって相応しい接し方をされなかったために、途中からそこにも通えなくなった事例は少なくないのではないでしょうか。
続く。
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