2017年2月の活動報告

学校に復帰しやすい環境をつくる❶

2017/02/09

みんなの家庭教師が心がけていること、こだわっていることは、指導時間が終わった後に、生徒さんが『スッキリした状態』になっているかどうかです。

 

週一度の指導の場合、生徒さんにとって、その週に嫌な出来事があって落ち込んでいても、みんなの家庭教師の時間が終了した後は、「いくぶん明るく前向きになれるように」と意識しています。

 

別の言い方をするなら、週に一度、リセットボタンを押すことで頭の中が整理された状態が、『スッキリした状態』です。

 

『スッキリした状態』になってもらうために、「勉強に関して理解できた」という部分はもちろんですが、「自分の話をしっかり聴いてもらえた」と生徒さんに感じてもらう部分を大切にしています。

 

これまでに、不登校だった生徒さんが学校に復帰された事例を一つ一つ振り返ると、何の前触れもなく、急に復帰する方はいませんでした。

 

家族や友人以外の第三者である、みんなの家庭教師に定期的に会い、『スッキリした状態』を繰り返すうちに、少しずつ自信が芽生え始めたように感じます。

 

言いかえると、第三者に話を聴いてもらう時間や、他の生徒さんの多くの事例を知って励まされたり安心したりする時間が積み重なるうちに、気持ちに余裕が生まれてきた感じです。

 

個人差はあるものの、その生徒さんにとっての適切な時期に、再び学校に意識が向かい始めます。

 

続く。

 

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合格発表‼︎

2017/02/08

先週1日に行われた私立高校入試の合格発表が、今日までに全ての私立高校で終了しました。

 

みんなの家庭教師の生徒さん達も、今日までに全員合格し、ホッと胸をなでおろしているところです。

 

小学5年生から約5年間、全く学校に行くことができなかった生徒さん、去年の12月まで「絶対に高校受験なんかしたくない」と言い張っていた生徒さん、高校入試の予行練習を兼ねた石川県総合模試の当日、どうしても試験会場に入ることができず泣き出してしまった生徒さんも、全員合格し、嬉しい報告をしてくれました。

 

私立高校を専願で受験された生徒さん達は、今日で受験が終了しました。4月上旬にある入学式までの約2ヶ月間は、緊張から解放されて心身をゆっくり休めることができます。

 

もちろん、4月が近づくにつれて、期待と同時に不安も大きくなるかもしれません。

 

それでも、中学生まで不登校だった生徒さん、もしくは不登校ぎみだった生徒さんが、高校に進学し、環境が変わることによって、普通に通学できるようになった事例は多くあります。

 

今回の受験を通して大きく成長した生徒さん達が、次の新しい環境で、さらに成長してくれることを期待したいです。

 

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来週開催される「親の会」のご案内

2017/02/07

来週2月17日の金曜日午後2時から、金沢市の「おーぷんはうす」でお茶会が開かれます。

 

いつもながらの暖かい雰囲気の中、ゆったりと話を聴いて頂ける会です。

 

27年間継続してきた会だからこその安心感で、どんな内容の話にも親身に対応してくれます。

 

また、親御さんだけでなく、子供たちの参加も多い会ですので、子供目線での話を聴けるメリットもあります。

 

お好きな時間に、ぶらりとお立ち寄りください。

 

なお、おーぷんはうすは、2016年11月23日、金沢市文化ホールにて、『金沢市ともしび賞』を受賞されました。金沢市ともしび賞とは、長年にわたり、福祉奉仕活動を続け、地域の福祉の向上に著しく貢献していると認められる個人又は団体の功績を讃えるものです。

 

2月17日(金)
おーぷんはうす お茶会
場所:金沢市泉野出町(詳細な場所はお電話でお知らせします)
時間:午後2〜5時ごろ
会費:300円
電話:090-5175-5432

 

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また、小松市では、同じ日の2月17日の金曜日に、午後7時30分から「親の会 KO-まつ」が開かれます。

 

「えいむ石川」は昨年12月から「親の会 KO-まつ」へと名称が変更になりました。場所は今までと同じですが、開始時間が午後7時30分〜になります。また、会費は500円から100円になり、非常に参加しやすくなりました。ご夫婦で参加されたとしても、合計200円です。

 

会の雰囲気や参加される親御さんたちも、「えいむ石川」を引き継いでいますので、今までに参加されたことがある親御さんたちも安心して参加できます。

 

「親の会 KO-まつ」は、「子供を待つ」と「小松」の二つの意味がかけられています。

 

親はつい先回りして、子供にいろいろ言ってしまいがちです。でも、それが子供の気持ちに沿ったものでないと逆効果になります。「親の会 KO-まつ」は、「子供を見守り、子供を待つ意識を保つこと」が、子供が元気になるために必要であると考えています。

 

初めて参加されたある親御さんは、「初参加でしたが、親切に温かく迎えて頂いたので、とても話しやすかったです。また参加したいと思います」と話されていました。

 

ぜひ、ご都合の良い時間帯にご参加ください。

 
2月17日(金)
親の会 KO-まつ
場所:小松市こまつまちづくり交流センター
時間:午後7時30分〜午後10時
会費:100円
電話:090-5175-5432

 

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みんなの家庭教師について❸

2017/02/06

みんなの家庭教師では、指導のキャンセルが、たとえ指導当日で指導の直前だったとしてもキャンセル料金を一切請求しておりません。

 

「家庭教師に勉強を教えて欲しいけど、当日にキャンセルしてしまうことがあったら。。」と、二の足を踏んでしまう方が出ないように、支援の意味も込めてそのようにしております。

 

百者百様ですので一概には言えませんが、これまでの事例を見ると、最初は当日キャンセルが多く、月に1回、多くて2回程度しか会えなかった生徒さんでも、半年〜1年程度経過すると、普通に週1で会えるようになったケースがいくつもあります。

 

時間は必要ですが、第三者が間に立って、見守りサポートしていくことで、生徒さん達は確実に成長していきます。

 

不登校になった後、少し元気になったら、第三者に定期的に会える「居場所」を増やしていくことが大切です。みんなの家庭教師はそんな居場所の一つであり、生徒さんに会って頂きやすい雰囲気作りを心がけております。

 

近い将来の学校復帰、そして進学や就職へ向けて、勉強はもちろんですが、あらゆる面で支援をしていきます。

みんなの家庭教師について❷

2017/02/05

みんなの家庭教師が担当する生徒さんの7〜8割は、学校を休みがち、または不登校の状態です。繊細で敏感な気質の方が非常に多く、真面目で責任感が強い傾向があります。

 

指導当日のキャンセルもよく発生します。例えば、事務所に来られる途中で急に気持ちが変わってしまい、「今日はお休みしたい」と言われるケースもあります。

 

一般的に、急に気持ちが変わって休んだりすることや、不登校というものに対して、「それは単なる怠けや甘えじゃないのか」と言われる方や、「世の中、嫌なことがあるのは当然で、それをなんとか乗り越えさせるのが大人の愛情だ」と言われる方もいます。

 

もちろん、「困難を乗り越えて成長していく」というのは、本来人間のあるべき姿の一つかもしれません。心身が健康で元気な生徒さんであれば、その姿を要求できるでしょう。

 

ただし、10代のある時点において、様々な理由で心身ともに疲弊している生徒さんも現実にいらっしゃいます。その場合、まずはしっかりと休める環境を作り、心身を休ませることが第一です。

 

それをせずに、ただ強引に乗り越えさせようとしても、うつ病など精神的な病気の発症を招くケースもあるので、慎重な対応が必要です。

 

続く。

みんなの家庭教師について❶

2017/02/04

みんなの家庭教師では、「生徒さんのお家に伺って指導する通常の形」に加えて、「生徒さんに事務所へ来て頂いて指導する形」もあります。

 

その時期の生徒さんにとって、ご都合の良い方を選択することができます。

 

どちらでも指導内容に変化はありませんが、普段学校に行かず、閉じこもりがちの生徒さんにとっては、事務所へ来られることが外に出るきっかけになるので、「事務所で教えてもらいたい」と言われる方も多いです。

 

生徒さんよっては、車で送迎してもらう他に、バスなどの交通機関や自転車を使ったり、天候が良ければ徒歩で来られています。

 

また、指導が終わった後は、本屋に寄ったり、カフェやファストフード店で休憩して帰宅することを、その日のルーティンにされる方もいるようです。

 

指導の時間帯は、生徒さんの生活スタイルによって様々ですが、朝早く起きるリズムを作るために学校が始まる時間に家を出て、午前9時に来られる方もいます。

 

その他に、「午後に家庭教師が来ると思うと、指導当日の午前中はずっと落ち着かないので、午前中に来てもらった方が気持ち的に楽です」と言われるケースもあります。

 

続く。

スマホ・タブレットと共存する❷

2017/02/03

一方で、現在ほとんどの小中学校や高校の授業中では、スマホやタブレットの電源を切っておかなければならず、使用することはできません。

 

なぜでしょうか?

 

おそらく、授業中に勉強以外の目的でスマホを使用する生徒が一定数存在することを想定しているからでしょう。

 

また、「スマホ依存」や「スマホ老眼」という言葉に代表されるように、扱い方を間違えると体調に悪影響をもたらし、事故につながる危険な面もあります。

 

確かに、スマホやタブレットには、こうしたネガティヴな面は存在します。

 

ここで大切なことは、「節度を保つこと」や「有意義な活用法を学ぶこと」です。

 

テレビやスマホ、タブレットなどの電子機器の画面を見ている時間とそれ以外の時間のバランスを取ることが重要です。各ご家庭で意見を出し合いながら、話し合って決めることが望ましいでしょう。

 

また、同じタブレットを使っていても、YouTubeで延々とアニメを見続ける場合と、遠くに住んでいる祖父母とビデオチャットする場合では非常に大きな差があります。有意義に活用することで、私たちの生活が楽しく便利になります。

 

つまり、しっかり管理された時間であれば、家族が共に楽しみ、触れ合う良い機会にもなります。

 

こうしたことを小さい頃から学ぶ大切さは、何もスマホやタブレットだけに限ったことではありません。

 

「どうすれば安全に自転車に乗れるのか?」や「どうすれば栄養のバランスがとれた食事をとれるのか?」を学んでいくことと全く同じなのです。

 

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スマホ・タブレットと共存する❶

2017/02/02

みんなの家庭教師では、iPadなどのタブレットを指導に取り入れ、勉強が苦手な生徒さんでも飽きない指導を心がけております。

 

現在では、優秀な教育アプリも多く、教科書が苦手でも「タブレットであれば大丈夫」という生徒さんもいます。

 

例えば、タブレットを使って、理科の実験映像を何度も見ることが可能です。ひと昔前であれば、学校の理科室で実験をするしかありませんでした。

 

また、歴史で現代史を勉強する時、タブレットで検索すれば最新情報がすぐに出てきます。現代史は毎日アップデートされているので、数年前に印刷された教科書だけでは絶対に追いつきません。

 

もちろん、毎日おこなっているLINEを通した添削指導も、スマホやタブレットが必要です。

 

このように、スマホやタブレットは教育と非常に相性が良いツールです。みんなの家庭教師にとっても、もはやなくてはならない存在になっています。

 

続く。

 

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私立高校の入試を終えて

2017/02/01

本日、石川県内の私立高9校で入学試験が一斉に行われました。9706人が喜びの「春」をつかむために、学科試験や面接に挑みました。

 

県のまとめによると、県内の私立9校の総募集定員に対する最終的な受験倍率は昨年と同じ3.17倍となったそうです。

 
みんなの家庭教師が担当する中学3年の生徒さんも無事に受験を終えました。

 

生徒さん全員が、予定通りに朝早く起きて、試験開始時間までに会場まで行けるかどうか、実は昨夜から心配でした。

 

それでも、何とか全員が無事に受験を終えることができたという連絡を受けて、大変嬉しく思います。

 

長い間、学校から遠ざかっている方にとっては、教室に入り、不特定多数の生徒さんの中に身を置くだけでも疲れたでしょう。

 

当然、結果は気になると思いますが、今はゆっくり休んで頂きたいです。

 

受験生の皆さん、お疲れ様でした!

 
なお、合格発表は北陸学院、航空石川が6日、金沢、尾山台、遊学館、小松大谷、鵬学園が7日、金沢学院、星稜が8日となっています。

 

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