石川県総合模試の結果
初めての石川県総合模試を終えて❷
2017/09/19ほとんどの生徒は、石川県総合模試は自分の学力を知るためのテストだと考えているでしょう。
実際、その通りだと思います。
その一方で、あまり学校に通えずに、ほとんどの時間を家で過ごす生徒にとっては、第一に「受験すること」それ自体に大きな意味があります。
試験当日に、時間通りに起きて、朝ご飯を食べて、会場へ向かい、多くの生徒さんたちと同じ空間で模試を受験するという経験が、何より重要であると言えます。
午前に3教科を受験し、お昼ご飯を食べた後、午後に残りの2教科を受験して家に帰ると、非常に疲れます。
過去の生徒さんの中には、家に帰宅後、夕食も食べず寝てしまったという方もいました。「テストって疲れるんですね」と笑って話してくれたことを覚えています。
もちろん、学力をつけることは大切なのですが、入試の予行練習として模試を経験することは、それ以上に大切だと考えております。
学力に関して言えば、学校へ通ってなくても、平均点か、または平均点以上をとる生徒もいます。
したがって、個人差はありますが、勉強に対する意欲や方法しだいでは、ある程度の学力をつけることは十分可能です。
次回の石川県総合模試は、10月1日(日)です。
みんなの家庭教師でも申し込みを受け付けております。お気軽に問い合わせください。
初めての石川県総合模試を終えて❶
2017/09/18先月に実施された第2回石川県総合模試の結果が、先日届きました。
当然、生徒たちの自宅に試験結果は届くのですが、みんなの家庭教師の事務所にも同じものが届くことになっているため、一人一人の成績を知ることができます。
いつものことですが、結果が良かった生徒もいれば、そうでなかった生徒もいます。
今回、初めて試験を受験する生徒たちには、「結果に対して一喜一憂する時期ではないこと」や「受験すること自体が収穫であること」を、前もって伝えてありました。
届いた試験結果を確認しながら、「次回の訪問で会った時に、どんな言葉をかけようか」と、一人一人の顔を思い浮かべながら考えました。
その後、受験した生徒全員に会いましたが、今回の結果をしっかり受けとめて、次に生かそうとしている生徒がほとんどで、正直安堵しました。
生徒たちに今回の感想を聞きました。
「受験会場は、学校とは違った雰囲気で緊張して疲れたけど、全部の教科を受験できて良かった」
「国語で時間配分が上手くいかなくて、最後の作文が全く書けなかった」
「自分の学力レベルが分かって、少し安心した」
「いつも起きるのが昼近くだから、朝起きれるかどうかが不安だったけど、意外と早く起きれた」
続く。
第7回石川県総合模試の結果
2017/02/18「第7回石川県総合模試」の平均点は以下のようになりました。
英語 58.5点
数学 58.0点
国語 62.8点
理科 58.4点
社会 56.2点
合計 293.8点
前回の平均点と比較すると、一気に50点も上昇しました。
入試の約1ヶ月前に実施された今回の模試は、今までより易しめでした。
明らかに、「受験生に自信をつけさせる」というねらいがあったと思われます。
それにしても、293点とは少々高すぎる気もしますが。。
点数だけで判断して、実力を勘違いしないようにして頂きたいですね。
3月7日から始まる公立高校入試まで、あと二週間あまり。
受験生全員が、万全の状態で入試に臨めるよう祈っております。
第6回石川県総合模試の結果
2017/01/19「第6回石川県総合模試」の平均点は以下のようになりました。英語や数学の得点は相変わらず低いですが、実際の3月の入試でも、これに近いものになるのではないでしょうか。
英語:39.3点
数学:42.8点
国語:59.2点
理科:55.0点
社会:47.4点
合計:243.6点
なお、石川県総合模試からの合格圏ライン(80%ラインとした場合)は以下のようになります。あくまで、今回の石川県総合模試からの目安です。
現時点でこの点数に達していれば、油断はできませんが、まずはOKといったところです。
泉丘(理数) 偏差値72 418点
泉丘 偏66 370点
二水 偏62 340点
桜丘 偏57 300点
錦丘 偏54 276点
西 偏50 244点
明倫 偏47 220点
市立工業 偏47 220点
伏見 偏44 197点
商業 偏43 189点
今年度最後になる、第7回石川県総合模試は、2月5日(日)です!
第5回石川県総合模試の結果
2016/12/15先日行われた、第5回石川県総合模試の平均点が公開されました。
今回の各教科とそれらの合計の平均点です。昨年の同じ時期の模試と比較してみました。
平均 英語 数学 国語 理科 社会 合計
28年5回 32 39 52 38 48 209
27年5回 52 54 47 41 56 250
昨年と比較すると、合計点は41点も下がっています。英語が20点、数学が15点と下降しており、明らかにこの二教科が原因です。
英語に関しては、今年の入試から傾向が変わったことで、ハイレベルになりました。特に今回は、選択問題だったところが記述問題になったり、長文化がさらに進んだことがあげられます。
また、リスニングがナチュラルスピードに近づいて聞き取りづらかったうえ、その内容も難易度が高かったこともあります。
今回のように平均点が低い場合、注目すべきは偏差値です。平均点からの上下で数値化されており、相対的な判断が可能になります。
したがって、親御さんは安易に得点だけで良い悪いを判断されるのではなく、偏差値や順位をきちんとご覧になったうえで、適切な言葉を子供にかけてあげてください。
点数だけで安易に言葉がけしてしまうことは、子供の反発を招き、やる気を削ぎかねません。
第6回の石川県総合模試は、来年1月8日です!
第4回石川県総合模試の結果
2016/11/27先日行われた、第4回石川県総合模試の平均点が公開されました。
回を重ねるごとに下がっていた数学の平均点は10点上昇しましたが、他の教科の平均点が下降したため、合計点は第3回より約4点下降し、今年度最低の227点でした。目につくことは、昨年の同じ時期と比較すると、31点も下降していることです。
平均 英語 数学 国語 理科 社会 合計
28年4回 40 47 52 43 46 227
27年4回 50 46 49 52 60 258
特に、英語はここ数年の中で、明らかに長文化し、難しくなっています。さらに10年前と比較すると、今の生徒が気の毒なほど長文化し、速く正確に読む力が必要になっています。英語は、すぐに上昇する教科ではありません。日々の積み重ねの結果です。
英語が得意でない方は、無理に全部解こうとせず、力を入れて解く長文を事前に決めておくことが大切です。どの問題も同じ力で解く必要はありません。
英語に限ったことではありませんが、得意でない相手と対峙する場合、向かってくる球を「全部同じ力で打とう」とするのではなく、「自分の狙い球をしっかり定めて、それをミスなく確実に打とう」とする意識が突破口になり得ます。
第3回石川県総合模試の結果❷
2016/10/14その他に、気になるのが英語です。今回の英語の平均点は45点ですが、前回からは6点、前々回からは13点下がっています。去年の同じ時期の石川県総合模試と比べても、6点下回っています。
はっきり言えることは、去年に比べると英語が難しくなり、小手先の対処法では得点することが難しくなっていることです。
一方で、標準偏差に目を向けると、理科と社会、そして英語の値が大きいことに気付きます。これは、今回だけでなく、毎回共通していることです。
標準偏差とは何でしょうか?
標準偏差とは、散らばりの度合いを表しています。つまり、値が大きければ大きいほど、得点に差がついていることを意味します。
ということは、石川県総合模試では、毎回のように英語と理科と社会で差がついてしまっていることになります。
今後は、多くの生徒が社会や理科に力を入れるでしょうから、標準偏差の値も変わってくるでしょう。そうなると、今年から難しくなった英語の力をいかに伸ばすかが重要になります。
第4回石川県総合模試は、11月13日(日)です!
第3回石川県総合模試の結果❶
2016/10/13先日行われた、第3回石川県総合模試の平均点が公開されました。
特に目につくのは、回を重ねるごとに、数学の平均点が下がっていることです。
今回の数学の平均点は約37点で、前回の43点から6点も下がっています。
近年は毎年のように入試の数学は難しいので、このようなテストに慣れておくことは意味があります。
このように高得点を取ることが難しいテストの場合、どの問題から点数を取り、どの問題を捨てるのかを上手に見極めなければなりません。全ての問題に同じ力で向かう必要はないのです。
つまり、入試においては、出題された問題にさっと目を通し、解くための優先順位を素早く見定めることが非常に大切です。
また、どこの高校を受験するにしても、「基本的な問題は絶対に正解する」という強い意識を持って普段の勉強に取り組むことが、平均点以上を取るための絶対条件になるでしょう。
続く。
【平均】 【標準偏差】
国語56.6 14.7
理科41.5 17.0
英語45.0 19.5
社会51.1 18.4
数学36.9 16.3
5科目230.8 75.6
第2回石川県総合模試の結果
2016/09/24だいぶ遅れましたが、第2回石川県総合模試の結果について触れたいと思います。
第2回目の各科目の出題範囲は、例年とほとんど同じで、中1・中2の範囲が中心でした。
まだ8月という時期のテストということもあったので、本番3月の入試に比べると難易度は低いと思います。
進学校を希望する人はもちろんですが、そうでない方も基本的な問題を確実に解けるようになることが大切です。
石川県の県立高校入試の場合、例えば社会や理科に関しては記述問題が多いです。まず用語を暗記して、その用語を説明できるようになると記述問題も強くなります。
これはもう、コツコツ積み重ねていくしかありません。遅かれ早かれ、やれば結果は出る教科です。
以下は、第2回石川県総合模試の教科別平均点です。
国語 56.5
理科 49.8
英語 50.8
社会 45.9
数学 43.3
合計 246.1
標準偏差とは、データの散らばりを表す量です。数字が小さいほど、平均点の周りの散らばりの度合いが小さいことを意味します。
第3回石川県総合模試は、10月2日(日)です!
2016 石川県総合模試 第1回の結果
2016/07/28今月の7月10日(日)に実施された石川県総合模試の結果が先日発表されました。
今年の中学3年生は、昨年より117人少ない約11000人であるにもかかわらず、石川県総合模試の第1回としては、過去最高の1556人の申し込みがありました。このことから、昨年よりも多くの受験生が、この時期から来年の高校入試に向けての準備にとりかかっていることが分かります。
今回は、各教科の平均点を確認しながら、第1回総合模試を振り返ってみます。
国語の平均点は58点でした。去年の同じ時期は47点でしたので、11点の大幅上昇になりました。ちなみに、今年の入試の平均点は54点で、作文や記述問題など出題形式は入試と同じでした。もちろん、記述で書く解答が多いので、普段から粘り強く書こうとする意識が必要です。安易にあきらめてはいけません。
理科の平均点は46点でした。去年のこの時期と比較すると、4点下がりました。ちなみに、数学の平均点も44点と苦戦した様子が伺えます。両教科ともに、ケアレスミスを防ぎ、取りこぼしを最小限に抑えることができるかが大切になります。
社会の平均点は50点でした。この時期は公民はまだ出題されず、地理と歴史のみの出題になります。記述問題は入試ほど多くはありませんが、しっかり出題されていました。
英語の平均点は58点で、やや易しめでした。今年から入試の出題形式が変わりましたが、その形式に沿った内容でした。一方で、発表された標準偏差が5教科の中で一番大きかったのが英語でした。したがって、得意な人と不得意な人の点数の差が相対的に大きい教科だと言えます。
言うまでもなく、多くの中学3年生にとって夏休みは非常に大切な時期です。体験入学に参加して、高校入試に対する意識もぐっと高まっていくでしょう。この夏休み中にもう一度基本を見直し、8月28日(日)の第2回総合模試に備えてみませんか?
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