活動報告

『話を聴いてもらう場所』❶

2016/06/14

学校に通えなくなった後、家庭の中で不登校に関する話をしようとしても、親子だとつい感情的になってしまい、中途半端に話が終わってしまったことはありませんか?それが繰り返されてしまうと、話し合いを持つ機会さえなくなり、親子関係がギクシャクし、顔を合わせても当たり障りのない会話に終始してしまいがちになります。

 

実際、「不登校が原因で会話が減り、親子関係が希薄になった気がする」という声を聞きます。また、「お互いに腹を割って話す機会をなかなか持てず、関係を修復するまでに長い年月を要した。もっと早く修復する機会があれば良かった」という声も聞かれます。

 

不登校になったときに一番大切なことは、「一人で悩まず、信頼できる誰かに、中立な立場で、じっくり話を聴いてもらう場所を持つこと」です。親も子供も、じっくりと話を聴いてもらえれば、気持ちが整理され、前向きになりやすいです。

 

親の話を聴いてもらう場所として、代表的なものが「親の会」です。「親の会」には、現在悩まれている方や、過去に悩まれた方もいらっしゃいます。そのため、話を聴いてもらえることはもちろん、いろいろな方の事例を聴き、勇気付けられることも大きなメリットの一つです。初めての参加者からは、「いろいろ考え方があることに気づき、気持ちが楽になった」「もっと早く参加すれば良かった」という声が多く聞かれます。

 

続く。

 

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